皆さんご存知ですか?「零票確認」とは!
こんにちは!スタッフKです。
台風接近中の先月10月22日、選挙がありましたね。
皆様投票には行かれましたか?
今回は台風が予測されていたので、期日前投票もかなり混雑していて、ワタクシの最寄りの期日前投票所は、混雑がすごくて、連日1時間待ち状態でした。
うーん、たしかに台風直撃ですね。
ということで、当日の投票で「零票確認」に挑戦するべく、早起きしてみました。
今回はその記録です。
零票確認とは・・・・
投票開始前の投票箱に何も入っていないことを確認することである。空虚確認(くうきょかくにん)とも言う。法律的には投票箱に何も入っていないことの確認と言う。
公職選挙法で定められている作業です。
各投票所の責任者である投票管理者が、その投票箱に最初に投票する選挙人(投票者)に施錠されていない投票箱の中を見せて、何も入っていないことを確かめてもらう。これは、何者かによって投票箱の中に予め特定候補の票が入れられていないことを確認するためである。
この確認ができるのは、各投票所で「一番最初の投票を行う人」だけに与えられた権利です。けっこう世の中にはこの1番ゲッターを狙っている方もおりまして、ネット上では「零票確認ガチ勢」などと呼ばれていたりします。
投票箱が空っぽであることを零票確認者が確認しOKを出すと、係の人が投票箱の鍵を締め、そこで最初の一票を投入、となります。
その零票確認の存在についてはずいぶん前から知っており、一度チャレンジしたことがあります。
いけるかなと思って投票所が開く朝の7時ちょっと前に行ってみたことがありまして、その時点で10人くらい並んでいたため、権利を取り逃しました。
と、いうことで、台風だからライバルが少なさそうな今回、頑張って朝の4時半くらいに家を出て、5時前に投票所に並びに行ってみました。
誰もいません。
やった!零票確認の権利、ゲットです!
ここから2時間近く待つ必要があります。
台風は接近中でかなりの風雨でしたが、幸い屋根がありまして
そして防寒防水対策ばっちりの格好で行ったので、これは脱落することなく並べそうですね。
防寒用タオルは、半分寝ぼけて準備したので、ベイスターズの筒香選手のタオルになってしまいました。
Go!!!Go!!!筒香!!!(ワタクシ、ゆるいベイスターズファンです。)
外は真っ暗なので自撮りには失敗しました。
5時を少し過ぎたあたりで、投票所係員の方が登場。
朝早くからご苦労様です。
ワタクシがすでに並んでいるのでびっくりしたのか、お声がけいただきました。
係員さん「投票始まるの7時ですけど・・?」
ワタクシ「1番目の人の確認作業やりたいんです!」
係員さん、あーなるほど、と、零票確認狙いをご理解いただけました。
係員さん「雨も風も強いけど大丈夫ですか?」
ワタクシ「対策ばっちりなんで大丈夫ッス!」
投票所の電気がつきました。
この会場では投票所内は撮影禁止とのこと(場所によってルールが違います)
で、係員さん、この天候では次の人がすぐにくる可能性が低いので
風雨が強すぎるので、しばらく隣接する建物のロビーで待っていていいですよと、優しい配慮をいただきました。
おー、快適。
テトリスなどやって待っていたら、6時に「そろそろ次の人が来るかもしれないので、並んでください」と、呼びに来てくれました。
外はすでに明るくなってました。
えーと、誰も来ません。先頭です。
待っている間、続々とスタッフさんが集まってきて、投票所のセッティング作業を見学できました。
皆さん早くから集まっててすごいなあ。
中のレイアウトを整え、各スタッフさんが配置について、それぞれ準備を行っておりまして
全員、担当場所に着席したのは6時半くらいだったでしょうか。
一応朝礼と担当確認みたいなことも行っておりました。
で、このあたりで2番手の方が登場。
この方は零票確認目当てではなく、6時半くらいから投票所がやっていると思い込んできた人でした(ちょっとお話できました)
そこから何分かで3人目、4人目の方が並び始めました。雰囲気的に零票確認狙って来た方々っぽかったです。
6時50分ちょっと過ぎ、係員さんが出てきました。
「早朝から来ていただきありがとうございます、最初の投票者の方に空箱の確認をお混ったいただくため、通常の投票より少しお待ちいただくことになります、それでは今しばらくおまちくだい」
というお話でした。この時点でもう既に2時間待っていたんだなー。
不思議と疲れてませんでした。
期日前投票が1時間待ちで断念したのに、ここでは2時間以上待ってしまった。
ワタクシ強烈なダブルスタンダードの持ち主ですね。
オープン7時直前、ドアを開ける係の人が配置されました。
なぜか電話を耳に当てております。これは時報を聞いていた模様です。
で、7時ちょうどにドアが開きました!!!
一番手です!
零票確認の仕組みは、本当に文字通りで
係員さんが私に空っぽの投票箱を見せ「何も入っていませんね?ご確認お願いします!」
ワタクシ「はい!確認しました!」
そして係員さんが投票箱を閉め、鍵をかけます。
「それでは投票をお願いします!」
記念すべき一票目!!うれしい!!
今回は小選挙区、比例、そして裁判所の国民審査もあったので
3箱、じっくり確認しました。
たくさん見れて、ちょっとお得な気分。
そして投票箱の中って本当に初めて見ました。無骨な金属の箱ですが
何も入ってないとキレイですね。
こうして零票確認の大役を無事勤めることができました。
自治体によっては、零票確認者は何か署名をする必要があったり、感謝状とか記念品をもらったり、というところもあるそうですが
横浜市は特になにもないみたいです。
無事投票をすませ、いつものように投票証明書をもらって
高いテンションで雨の中、帰宅。
長年の夢、叶って感無量です。
あー面白かったです、待ち時間大変でしたが
憧れの作業を任せていただけて、たいへん光栄です。
人生で一度でいいから経験したかった!という作業でございましたが
楽しかったのでまたやるかもしれません。
ちなみに「投票証明書」は貰っておくと、飲食店で「投票割」などの特典が受けられたりするので、もらっておくのオススメします。言えばもらえます、
けっこう何年分かコレクションされてます。
横浜市バージョン、本のしおりにも良いサイズですね。
結果については、まあ、あえてここで語るべきことではないので割愛しますが
投票率低下が叫ばれる中、こういった投票の楽しみ方もあるので、早起きが得意な方は一度ちゃんレンジしてみてはいかがでしょうか。あ、雨の日はオススメしませんが・・・
以上になります!
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